正体は「
杉皮黒壁」(勝手に命名

)だそうです。
繊維壁の前身の壁で、昭和30年ころに全国的に流行ったとかで、高級なお宅に塗られたようです。
施工工程は以下の通りです。
1.杉皮を2分の長さに切る
2.薄めたお酢であく抜きをする
3.松煙(しょうえん)を溶かした液で染める
4.膠(にかわ)と混ぜ合わせ塗る
ちなみに私は、1~4のどれもやったことがありません。
たしかに膠を使っているので、剥がしてみた壁をみても劣化していません。
昔の人はなんて大変な材料作りをしていたんでしょう。
教えていただいたので早速復元してみます

実はすでに壁を剥がしてあって、いよいよ樹脂系の材料で塗ろうかとあきらめていました。