昨日の「形状」の話とかぶるのですが、大きさにも様々なものがあって、壁の形や仕上げの種類により、左官職人がその都度、現場に合った大きさのものを使用します。

大きい鏝のメリットは、鏝の長さや面積が大きくなるので、平らに塗ったり、押さえたりすることができます。
(逆に、押さえて仕上げるときに、もし平らに塗れていないとすると、鏝が均等に当たらずに仕上げることができません。)
それから、大きい鏝は一度にたくさんの材料を乗せることができますので、作業性も早くなります。
ただし、大きい鏝ほど力を入れて塗らないと鏝の圧力がかかりませんので大変です。。。

実用モデルでこんな大きな鏝も販売されているそうです
