サバ土

サバ土は、外構や造園工事などで埋土としてよく使用しているのでメジャーな土です。

感じとしては、風化した白い砂利の混じった粘性のある土です。左官では三和土(たたき)の材料としても多く使用されていたようです。ですが、このサバ土はどうやら遠州三河地方の呼び名のようです。

西日本では真土(まさ又はまさど)、京都では深草砂利(ふかくさじゃり)と呼ぶんだそうです。もちろんそれぞれ土の性質は異なるのでしょうが、サバ土が全国共通でなかったのがショック!!

<参考文献>「左官礼賛」 小林澄夫 石風社