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左官を考える会in常滑(大津磨き,水捏ね仕上)

講習会2日目は、様々な仕上げを凄腕の講師が実演し、参加者もそれを体験させていただきました。

鉛筆まずは、「大津磨きキラキラ
これは「」「消石灰」「紙スサ」などを材料に、鏝で何度も押さえて壁を光らせる、非常に高度な技能が必要な仕上げです。
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見事に光っているのがわかりますキラキラ

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これは、光らせる前に「灰土」という材料を平らに塗っているところです。
ここでとにかく「真っ平」にしなければ、仕上げのときにムラになってしまいます。

鉛筆次に、「水捏(みずごね)仕上」。
この仕上げも大津磨き同様、真っ平らに塗る技術がないとできない、非常に高度な仕上げです。専用の鏝も非常に高価で?万円しますびっくり

材料は「色土」「」「みじんスサ(細かいワラスサ)」で、糊や樹脂などは一切使用しません。茶室などこだわりのある和室で施工します。

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鏝を動かすときは、息を止めて、一秒に数㎝というゆっくりとしたスピードで動かしていきます。見ている人も息が止まります。

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力を入れすぎずにアマを出しながら、スサを立たせないようにするそうですが、非常に難しい・・・。

これらは伝統的な左官仕上げです。
普段はこのような仕事はほとんどないかもしれませんが、「技能を継承していく」と言う意味で少しでも自分のものになるようにしていきたいと思いましたおすまし

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受賞歴

まい(米)かまど

しっくいまるわかり大辞典

株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

ハマニのリフォーム部門有資格者のスタッフが、安心いただけるプランを提案。 些細な修繕から本格的なリフォームまで、お気軽に御相談ください。

浜松のエクステリア・外構経験豊富な専任スタッフが、お客様の条件にあったアドバイス。 快適なエクステリアづくりを提案いたします。

常務BLOG ハマニの802だより「左官」という経験とカンに左右されるこのシゴト。 とても難しくて分かりにくいと言われる世界だけど、すごく奥が深くておもしろい! 左官に対する熱い想いを語る社長のブログです。

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