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輪島の土蔵修復報告~荒壁土~

手打ち」に使用する「荒壁土(あらかべつち)」の紹介です。

あらかじめ、土(地元の土?)とワラを混ぜ合わせておき、数週間~数ヶ月寝かしておきます。

するとワラが発酵して独特な臭い(ドブの臭いicon20)になります。
このような状態になると粘着力や強度が上がり、ひび割れも少なくなるそうです。

それにしても、この土は重くて粘い。
土はすくうのにも、混ぜるのにも非常に重労働です。

今はこのようにユンボがあるので、混ぜたりすくったりが簡単ですが、昔は手作業、大変だったでしょう・・・。

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このような機械でワラと砂を混ぜ配合します。
理由は粘すぎるからでしょうか。。

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出来た「荒壁土」をトラックに乗せて、現場に移動ですicon27

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ブルーシートの上で数時間干して固さを調整です。
これで準備OKです!

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株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

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