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左官を考える会in常滑(土佐漆喰、蛇腹、掻き落とし、擬木)

その他いろいろな左官の(特殊?)工法の実演を行いました。一気に紹介しますスタコラ

これは、「土佐漆喰の鎧仕上げ」です。
土塀などに仕上げることが多いです。非常に手間のかかる技術の必要な仕上げです。
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次に「漆喰蛇腹引き」です。
壁と天井の間(いわゆる廻し縁)のところに施工します。材料を盛りつけて金型を引いていくという作業です。内部の場合「石膏」で行いますが、石膏は水に弱いので、外部にはこの「漆喰」で施工します。出隅、入隅のところは特に難しい作業になります。

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これは、「掻き落し」です。
剣山のようなものでガリガリ掻き落とすことによって、配合した材料(砂、スサ)などの素材の表情が出てきます。鏝塗りだけでは出来ない柔らかい素材感を引き出すことが出来ます。
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最後に「擬木(ぎぼく)」です。
鏝を使って木目の筋をいれて、偽物の木を作ります。よく公園などで見かけることもできます。材料は一般的には色モルタルで行いますが、今回は色土での実演でした。そしてさらに「擬石」も行いました。絵心がある人は上手かも??
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と、いうことで「左官」には壁を塗る以外にも様々な工法があります。
左官職人」は、水を使って配合した材料を使いこなすスペシャリストなんですおすまし

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受賞歴

まい(米)かまど

しっくいまるわかり大辞典

株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

ハマニのリフォーム部門有資格者のスタッフが、安心いただけるプランを提案。 些細な修繕から本格的なリフォームまで、お気軽に御相談ください。

浜松のエクステリア・外構経験豊富な専任スタッフが、お客様の条件にあったアドバイス。 快適なエクステリアづくりを提案いたします。

常務BLOG ハマニの802だより「左官」という経験とカンに左右されるこのシゴト。 とても難しくて分かりにくいと言われる世界だけど、すごく奥が深くておもしろい! 左官に対する熱い想いを語る社長のブログです。

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