階段のモルタル金鏝仕上げを施工しました。少し施工の様子を解説してみたいと思います。
① まず、下地となるコンクリート階段の上に吸水調整剤(接着剤)を塗ります。この作業を行わないと、ドライアウトといって、コンクリートと塗り付けたモルタルとの間で浮いてしまい亀裂の原因になってしまいますのでとても大事な作業です。
② その次に定規と呼ぶ木の型板を決めた寸法で止めていきます。
③-1 手摺天端のモルタルの塗り付け様子です。
③-2 モルタルを塗り付け終わったら、乾きをみて金鏝で押えていきます。
④ 次は階段の段々(踏面、蹴上)をモルタルで塗り付けていくために、側面に加工した型板を入れました。
⑤ そして、階段部にモルタルを塗り付けながら、定規を張りつけ角度と高さを確認しながら作業を進めていきます。
以上で完成です。寸法どおりに仕上がりました!乾燥後するとモルタルは薄いグレー色になります。