では、施工手順です。
一気に説明します。
全国左官技能大会の優勝者の方々による、すばらしい技術と共にご覧下さい。
まずは、「かっちゃく」と呼ぶ「中塗り土」を塗ります。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/01519.jpg)
次に「砂漆喰」を塗ります(もちろん糊は入っていません。)
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/02399.jpg)
さらに、少し「ベンガラで色をつけた砂漆喰」を塗ります。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/03286.jpg)
これだけでも、金ゴテで押さえると少し光って見えます。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/04190.jpg)
最後に「赤ノロ」を塗りつけます。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/05120.jpg)
スポンジなどでムラをとったりしています。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/0668.jpg)
鏝で何度も押さえます。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/0738.jpg)
最後に手のひらで押さえてさらに光らせます
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/0818.jpg)
これで完成です
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/0914.jpg)
最後に講師やスタッフの方々です。
一日ご苦労様でした。
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/1015.jpg)
感想としましては、技術の高さにはため息が出ます。さすがです。。そして糊がなくても光る材料の配合がすばらしいです。
この両者があるのでこのような曲面でもきれいに仕上がるのだと思います。
・・・それにしても、こんな贅沢な竈で炊いたお米を食べてみたいものです
さぞかしおいしいんだろうなぁ
このように、現在、年に数回、全国の優秀な左官の技能者が講師となり、様々な左官の工法の講習会を開催し、それを聞きつけた、左官職人、左官メーカー、雑誌社、鏝屋さんなどが参加して、左官の技術向上にあたっています。左官ネットワークはすごいんですよ
もし興味のある方は、ネットで「左官塾」で全国のイベント・講習会の案内を知ることができます。
ぜひご覧下さいませ!
・・・おまけ
![](https://www.hamani.jp/wp-content/uploads/2023/06/1119.jpg)