4月2日,3日の2日間、福島県に行ってきました。(身内がいるため、物資を持って行ってきました。幸い地震の被害は少なかったのですが、原発事故による様々な問題がこれから出そうです・・・。)左官に関連する地震の被害状況はどうか気になっていましたが、福島県には静岡県よりも数多く普通に「土蔵」がありますので、少しそれらを撮影してきました。
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ブログ
2011年4月4日
土蔵の被害
2011年3月25日
光る泥だんごオープンハウス
明日と明後日の2日間、元請けさんと設計屋さんのお手伝いで、オープンハウスで「光る泥だんご
」をやっています。

2011年3月20日
ステキなおウチ3
床の間に「糊差し仕上げ」という壁を塗りました。「書」を飾るためにそれが引き立つ「濃紺色」の壁を塗って欲しいという依頼があり、この壁を提案させていただきました。
2011年3月19日
ステキなおウチ2
前回の続きです。内部は漆喰に模様出して仕上げました。こちらはトイレの壁です。
2011年3月8日
ステキなおウチ1
昨年末になりますが、お気に入りのイエモノミドリ♪さん設計の家の左官工事を施工させていただきましたので、少しご紹介させていただきます。
次に、中塗りで「モルタル」を塗ります。最後に仕上材の「天竜壁」の材料を塗ります。色つけには「土」を使用しました。
2011年3月5日
洋風の家
洋風の家の塗り壁を行いました。内部はスペイン漆喰。各部屋ごとに模様を付けています。壁と天井の全部が塗り壁で、ビニールクロスが一切ありません

2011年3月3日
左官の本紹介
2011年になってわずか2ヶ月で左官の本・雑誌いくつか発売されています。
3点ほど紹介いたします
3点ほど紹介いたします

2011年2月28日
鰻の販売
先日、鏝の販売会に行ってきました。
場所は御前崎の左官屋「松本工業」さんの事務所でした。
場所は御前崎の左官屋「松本工業」さんの事務所でした。
2011年2月26日
櫛引き
この壁は「櫛引き(くしびき)仕上げ」といいます。※一般的には横に引きます。
材料は樹脂系の外壁材で特に多く施工します。
でも、この櫛引が意外と難敵。数ある模様出し仕上げの中でもお施主さん、設計屋さんとの念入りな事前打合せが必要だと思っています。理由は、櫛引きの中にも種類(施工方法)があるからです。
A.まず櫛の引き方には最低3つはあります。
①定規を当てて櫛を引く方法
②糸を貼って櫛を引く方法
③フリーハンドで櫛を引く方法
B.次に横長の壁(一般的に2m以上)の場合は、必ずどこかで櫛を2回以上に分けて引きます。一回では端から端まで届かないからです。そして、そのときの継ぎ目を・・・
①スッと抜いてスッと櫛を入れる。できるだけ継ぎ目を目立たないようにする。
②櫛を一度ぐっと止めてから抜き、同じ位置からぐっと櫛を入れる。継ぎ目がレンガの目地のように縦に入ります。
C.また、その継ぎ目と継ぎ目の間隔を・・・
①ランダムになるようにする。
②レンガのように交互になるようにする。
D.また、その長さを・・・
①腕が届く範囲でできるだけ長くする
肩を支点に動かすので、フリーハンドで引くと右下がりの櫛引になりやすい。
②短くする。
遠くから見ると真っ直ぐ引いているように見えるが、継ぎ目が多すぎるとくどくなる。
E.そして櫛の種類もいくつかあります。
①先が鋭角の金ゴテの櫛
②先が鈍角の金ゴテの櫛
③先が四角の金ゴテの櫛
④プラスチックの櫛
F.最後に塗り厚さによって
①厚く塗って、櫛を引いたときに少し材料が垂れるように引く。ボリューム感がでる。
②薄く塗って、あっさりと仕上げる。
AからFまでの条件が考えられます。
したがって、どんな「櫛引き仕上げ」がよいか我々左官屋がちゃんと説明しないといけませんが、やっぱり口で説明しても分かりにくいので、実際塗るときに立ち合ってもらうのが最良です

2011年2月23日
土佐漆喰鎧壁仕上
最近、住宅の外壁に「土佐漆喰鎧壁金ゴテ仕上げ」の左官工事を行いました。
お気に入りにもありますが、柊設計事務所さん設計の現場です。
土佐漆喰とは、「消石灰」と「わらスサ」を混ぜ合わせて「わらスサ」を発酵させた材料です。
普通の「漆喰」は「糊」を入れるのですが、土佐漆喰は入りません。色は少し黄色味を帯びているのですが、時間が経つにつれて白っぽくなってきます。また、「鎧壁」とは段々になっている壁のことです。
施工方法は、モルタルでの中塗り後、「はんだ中塗り」「砂漆喰塗り」「鎧見切り立て」「砂漆喰中塗り」「土佐漆喰金ゴテ仕上げ」「ノロ掛け」という順番に施工しました。
案外手間がかかります。。
土佐漆喰とは、「消石灰」と「わらスサ」を混ぜ合わせて「わらスサ」を発酵させた材料です。
普通の「漆喰」は「糊」を入れるのですが、土佐漆喰は入りません。色は少し黄色味を帯びているのですが、時間が経つにつれて白っぽくなってきます。また、「鎧壁」とは段々になっている壁のことです。
施工方法は、モルタルでの中塗り後、「はんだ中塗り」「砂漆喰塗り」「鎧見切り立て」「砂漆喰中塗り」「土佐漆喰金ゴテ仕上げ」「ノロ掛け」という順番に施工しました。
案外手間がかかります。。