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2008年3月31日

土の建築の素材と形

3月29日(土)午後2時~5時 国連大学内に於いて
久住 章さんが講師で
土の建築の素材と形 千年の壁」と題して講演会がありました。

内容は、
世界の土の建築」、
日本の土の建築」、
久住さんが手掛けたの土の左官の業績
の3部作でした。
とても盛りだくさんな内容でしたので、とても詳しく紹介しきれないのですが、
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100人以上の聴講者が集まりました。
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建築家:隈研吾さんの建物ですよね。久住さんが左官工事を手掛けたそうです。
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岩手県の民家の棟に草が生えています。「芝棟(しばむね)」といい、
わざと植えているそうです。屋上緑化の原点でしょうか!?


最後の方での話でしたが、
海外では大工よりも左官職人の数が多いそうです。
それだけ土や石灰を使用する文化が世界には多く残っているのでしょう。

また、日本の左官技術や鏝鍛冶技術は世界一だそうです。
つまり日本の左官の特徴である「土壁」の
何回も材料の配合を変えて塗り重ねる工法や、平らに塗る技術は
どこにも負けていないということでしょう。

ただ、こういった土の仕事をする職人は少数になってしまっているのも事実です。

我々左官業界の中でもこのような仕事を増やしていく努力が
必要だと改めて思いました。
2008年3月27日

左官職人が博士号取得

京都の京壁の職人で「佐藤ひろゆき」さんという方がいらっしゃいます。
全国的でも有名な方で、左官の本も執筆されています。
「土壁・左官の仕事と技術」学芸出版社,2001/2/20


その方がなんと、左官で博士号を取得されたそうです。

一度お話ししたことがあるのですが、
左官の壁をもう少し分かりやすくするために
色々研究が必要だとおっしゃっていました。

そのときすでに左官壁を極めたような方が、
さらに研鑽を積んでいく姿にとても感激を受けました。

2008年3月26日

60年前の壁

知り合いの方から古い家の壁が浮いてるので
直せるか見て欲しいと依頼がありました。

なんとそのお宅は築100年でした。
そして和室に行き、その壁を見ると、
とっても重厚感のあるどっしりとした壁でした。
色は紺のような黒のような・・・。
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床の間はわらすさ入りの壁で、
和室の方は聚楽壁でしょうか?
いづれにせよ古い壁です。。。

話を聞いてみると、
その部屋は第二次世界大戦の時の空襲で爆弾が落ちてきて、
半分くらい焼けたとか・・・!?
確かに、天井が1m四方くらい修復してありました。
そのあと塗り替えていないということなので、
この壁は60年前のものということになります。
よくぞこんな壁が浜松で残っていたなと感心してしまいました。
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そしてよく見ると何カ所か下地の土から亀裂が入っていています。
これを全く同じ材料をで修復(塗り替え)するのは
材料集めから至難を極めそうです。。。

お客さんは予算もあるので、既製品で色を合わせてくれれば
ということでしたが・・・。

むむむむ・・・・。
2008年3月25日

擬木

知り合いの左官屋が擬木(ぎぼく)の花壇を作りました。
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擬木とは「モルタル」と「色粉」を材料に使用して、
木目をつけたりしながら木に似せたものです。

よく既成品では見かけますが
手作りで作る人は少ないと思います。
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植栽の緑にマッチしていてとてもよい雰囲気です。
それにしても左官屋は器用ですねicon22
2008年3月24日

爽土

ジョリパットのシリーズで「爽土(そうど)」<アイカ工業>
という材料を施工しました。
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白のジョリパットに天然の土(写真は京錆土)を混入して色をつけます。
やはり天然の土の色が魅力的なんですね。

それにしてもこの土は高いです。
土だけで10㎏入りの袋が2万円以上もするんですよicon08

宝石と同じで産出量の少ない、
きれいなものは高価だということなんでしょうか。
それにしても・・・。



2008年3月23日

ひとりごと。。。

以前紹介した「左官的塾」というHP。
左官的とあるだけあって、
左官職人だけでなく、建築家や造園家などの投稿文もあり、
左官に興味ある方にはとてもおもしろいHPだと思います。

また、左官屋にとっても有名な左官職人の考えや、
最新の講習会の情報なども網羅されているので、
お気に入りに登録している方もきっと多いことでしょう。
もちろん私もその一人なのですが・・・、

3~5月にかけてはたくさん講習会があります。
https://home.p06.itscom.net/sakan/cn21/pg78.html
調べていないので分かりませんが、
左官業界はきっとほかの建設業種と比較しても
多い方ではないでしょうか?

自らようやく会得した技術や材料の配合などを
積極的に講習会などで公開することは
これまでなかった業界。

学び、会得し、次の時代に継承していく流れが
できつつある昨今、
真っ暗闇だった左官という業界からようやく
明るい光が見えてきたような気がします。。。
2008年3月22日

左官業組合青年部会合

今日の夜7:00~ 
静岡県左官業組合青年部の会合が
せいさ工材(静岡市)でありました。
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議題は、今年6月2日(月)に開催される
日左連青年部第43定期総会(左官業組合の青年部の全国総会)
の打合せです。
今年は20年ぶりに全国総会が静岡県で開催されるということで、
準備が大変なのであります。。。

一般の方にはほとんどからみはないんですが、
全国の若い左官屋が静岡県に一同に集まる機会は
そうめったにあるもんではないので貴重なんですよ。

当日が楽しみです。。。

2008年3月21日

土を謳う・・・

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季刊「銀花」2008春第百五十三号,文化出版局,¥1450
布を詩う、、、 ガラスを唄う・・・ 土を謳う。。。

という本が発売されました。

その中の「土を謳う。。。」というところで、
左官職人として活躍中の挟土秀平氏のこれまでの業績の写真や
彼の執筆など24ページにわたり掲載があります。

その中の一文に、
~規格化され、圧縮や印刷によって均一に、
計算通りに形成されてゆく現代の空間。
それに反し、塗り壁は、天然素材を水でつないで一つにし、
つないだ水が抜けるとき、
乾燥と同時に我々の計算を超えた粗面の肌合いが、
その壁の中で生み出されていく。
自然が最後の仕上げを決めてゆく。


左官の塗り壁の柔らかみや深みを上手に伝えたコトバだと思います。

すばらしい壁や泥だんごの写真も多数紹介されていますので、
興味のある方はこの本オススメですよ!

2008年3月19日

マヂックコート

マヂックコート<フッコー>という材料を塗りました。

ジョリパット<アイカ>と同じような樹脂系の主に外壁を塗る材料です。
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最初から骨材(砂利など)が入っているので、
調合しないで作業できるのは楽チンです。
ただ、材料が余った場合はとっても処分に困ります。。。
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今回は「クラウド」という名前の模様で仕上げました。
スタイロホーム(固い発泡スチロールみたいなもの)で
ひきずってこんな感じの模様にします。
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よい雰囲気になりました。
2008年3月18日

中村こずえさん

先月、ラジオに出演させていただいたときの、
写真とそのとき話した音声をCDでいただきました。
そのときの雰囲気を紹介します。

SBS静岡のスタジオの雰囲気はこんな感じです。
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左官に興味を持っていただこうと思い、泥だんごをプレゼントしました。
実はこの泥だんごは特注で、
下地の土は珪藻土100%、上塗りの土は蛙目土100%で作りました。
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ラジオでは分かりませんが、中村こずえさんはこんな方です。
とても魅力的で笑顔が素敵でしたicon16
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最後に記念写真を・・・。
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最近、ここ「はまぞう」でブログもはじめたようです。
https://kozuchan.hamazo.tv/

毎週月~木の午前中にAMの1404で放送しています。
とっても聞きやすくて楽しい放送ですよ~!

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代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

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