庭の仕上9

9.三和土(たたき)

三和土とは、土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間のことです。漢字で三和土と書いて「たたき」とよみます。もともとは、セメントがない時代に、地面を固めるために考えられた工法で、基礎、土間、井戸端、犬走りなどに施工されていました。土でできていますので、調湿性があり、冬の温度低下を防ぐメリットがあり、仕上がり面が柔らかいため、人が頻繁に通る部分はへこみや減りができるというデメリットもありました。

最近ではほとんど昔ながらの施工方法で行う機会がなく、左官の伝統的な技法の洗い出しや人研ぎ,木舞壁などと比較しても
この三和土は仕事量が少ないです。ですので、もう少し現実的に三和土風の仕上げ材料が販売されています。例えば、土を均して専用液又は水をかけるだけで固まる土。

施工方法も簡単で、防草材の用途としては最適です。また、玄関ポーチなどには練り込んで施工します。

和風の家などには暖かみがあってよいですね。居酒屋の土間にも使用してみました。

昭和風の感じがでて、雰囲気がよいですね。ちなみに拡大するとこんな感じです。

既製品のものはおそらくセメントが混ざっているのだと思いますが(詳細が分かりませんが・・・)意外と固まるのが早くて、ひたすらたたく作業もないので施工スピードも速く、固くて安いのでぜひ他の庭とは違った感じに・・・というのであればお勧めです。