基礎の巾木仕上について

住宅の基礎にモルタルを塗って化粧することを一般的に「基礎巾木仕上げ」というように呼びます。

その仕上げ方法で一番多いのが、
①「モルタル刷毛引き仕上げ」といって、モルタル(ほとんどが軽量モルタル)を塗り乾かないうちに刷毛を引いて仕上げます。住宅の8割以上がこの仕上げではないでしょうか?

当然、②「モルタル金ゴテ仕上げ」にしてフラットにすることもありますが、刷毛引きの方が見た目に柔らかい感じがします。しかし、建物の外観に凝る人はそれ以外の材料を塗る人もいます。

これは③「墨入りモルタル刷毛引き仕上げ」です。

建物を全体からみると、基礎部分に色を付けた分、配色のバランスが良くなっています。ちなみに墨でなく色粉を入れて黒以外にすることも出来ます。ただ、地面の水を吸いやすいので、白華(エフロレッセンス)がとても出やすいです。

その他、④「樹脂系巾木仕上げ」もあります。
この写真はクシを引いていますが、ローラーで仕上げるだけのものもあります。樹脂の場合、水洗いができるというメリットもあり安定性もありますが、耐用年数はモルタルより短い気がします。

何か変わった基礎巾木用の材料がないかといろいろ探してみましたが、常に水などが当たる部分なので劣化や変色しやすいという理由から、外壁の材料に比べて、基礎巾木専用材料はとても乏しいです。

建物の外観のイメージを決めるのに、足下にあたる基礎部分は大事な箇所であるように思いますが、ほとんどが「モルタル刷毛引き仕上げ」で画一的です。

なにかよい材料がないものでしょうか…?