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大津磨きとは、簡単にいうと、「土」「石灰」「(紙)スサ」の材料を使用した光る塗り壁です。
材料の配合や、塗り方、タイミングなどとても微妙で、高度な技術が必要になります。
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1.「中塗り土」の下地です。
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2.「灰土(はいつち)」という材料を塗り、とにかく力一杯鏝で押さえます。
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3.「引土(ひきつち)」という仕上げの材料を塗ります。2回塗りします。
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4.また力一杯押さえます。
「地金(じがね)」の鏝で滑らず押さえられなくなったら、「こなし鏝」という鏝を使用してさらに押さえます。
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5.上手く光らなかったときなどには、「雑巾もどし」といって、たっぷりと水を含ませた布で壁を塗らします。その後また押さえます。
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6.「磨き鏝」や「引き鏝」で押さえます。
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7.最後に「スーパーミンク」や「ビロード」という繊維をあて、水気を飛ばし、ムラをとり光らせます。(ちゃっかりと私もやらせていただきました。)
今回の施工方法は、講師の松木さんの方法ですが、地方や人によって、微妙に施工方法が違うそうです。
それにしても、とても魅力ある壁ですね