HOME >ブログ >講習会 >左官を考える会in常滑(中塗り編)

左官を考える会in常滑(中塗り編)

まずは、講習会の参加者全員、
各自90㎝×90㎝の木枠を持ち寄ってそこで塗り壁を行います。

最初に最も基本でかつ大事な「土の中塗り」作業を行いました。
土の中塗りというのは、仕上げではありません。
でもこの中塗りが上手に平らに塗れていないと、綺麗に仕上がりません。
その理由は、仕上がりのときに平らに塗ろうと思っても、
中塗りがボコボコだと、仕上げ材の塗り厚が一定でないので、
乾きムラが出てしまうからです指輪キラキラ

さて、その作業は以下の順番で行います。
01503
① 墨出し 
墨壺という道具で塗り壁の目印になる線を打ちます。
02385
②-A のれん打ち
このような竹にメッシュの布をくっつけたものを「のれん」といいます。
柱と塗り壁の間に亀裂や隙間が出ないように打ちます。

03276
②-B とんぼ打ち
丸柱や梁など、曲線でのれんが打てないところに打ちます。
ひげこ」とも呼んだりします。

04181
③ チリ廻り作業
壁と柱など段差があるところを「チリ」と呼びます。
亀裂が発生しにくいように、砂が多く収縮の少ない材料を塗ります。
そのときに、「のれん」や「とんぼ」を伏せ込みます。
05116

0667
④ 底埋め作業
チリ廻り作業が終了したら、中塗り土を塗りますが、
塗り厚が大きく一気に全部塗れないので、
最初に塗る作業を「底埋め」といいます。
ちなみに、中塗り土の材料は、「」「」「ワラスサ」の3種類です。

0737
⑤ 中塗り作業
最後に、墨の高さまで中塗り土を塗ります。
このとき、スピーディに真っ平らになるように塗ることが大事です。


この中塗りをきっちりと正しく出来る左官職人は、
基本を知っているまじめな良い左官職人なんだろうと思いましたおすまし


BLOG CATEGORY

  • 学校の授業やイベントで! 光る泥団子
  • マットスプレ-/マットスタンプ
  • 左官仕事イロイロ ハマニの施工実績
  • 地元浜松の材料を使ったオリジナル外壁仕上 天竜壁
  • 体にやさしい伝統的な塗り壁 珪藻土・漆喰
  • 家族で参加OK!プロの技を体験! 塗り壁体験会

受賞歴

まい(米)かまど

株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

ハマニのリフォーム部門有資格者のスタッフが、安心いただけるプランを提案。 些細な修繕から本格的なリフォームまで、お気軽に御相談ください。

浜松のエクステリア・外構経験豊富な専任スタッフが、お客様の条件にあったアドバイス。 快適なエクステリアづくりを提案いたします。

常務BLOG ハマニの802だより「左官」という経験とカンに左右されるこのシゴト。 とても難しくて分かりにくいと言われる世界だけど、すごく奥が深くておもしろい! 左官に対する熱い想いを語る社長のブログです。

ページトップへ