お蔵の改修

左官【外部】

今日、お蔵の改修工事の依頼が来ましたので実測に行ってきました。

明治末のお蔵のようです。100年以上!?

一度補修はしているようですが、このように漆喰の上塗りが全体に剥がれ落ちるというのは、おそらく、補修したときの漆喰の材料がよくなかったように思います。

この補修は、水切りはほとんどがなんとかくっついていますので、それはそのまま残します。で、施行方法を簡単に羅列すると・・・残っている壁面の漆喰を剥がして、荒壁強化剤なるものを塗布して、一部は荒壁をつけて、中塗り(大直し)して、破風は角を起こして、砂漆喰をなめさせて、(そのときファイバーネットを伏せ込みます。)上塗りの漆喰仕上げという方法になります。

(超マニアックなのでよく分からないですよね。。。詳しく知りたかったり、質問がありましたらトラックバックしてくださいね。)

お蔵の改修は左官屋にとってはとってもやりがいのある仕事です。

最近は、コストの関係でモルタルや塗装で補修してしまうことが多いのですが、工事がきまったら、できるだけ昔ながらの方法で施行し、少しでも長く保存できるようにしたいと思います。

左官職人が鏝を使用している写真

施工事例

ショールームの外装写真

左官のショールーム

庭の仕上12

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ハマニとは?

ハマニ株式会社は静岡県浜松市を拠点に置き、左官工事や土木工事を行う職人が常時30人以上在籍する職人集団です。地元で創業50年以上。技術の高さと職人マナーの良さが特徴の会社です。