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講習会

2008年8月28日

「奥田信雄の京壁」講習会 鏝コレクション

最後に、今回、ステージの脇に奥田信夫さんの鏝が展示してありました。
古いものは江戸時代のものもあるそうです。
とても貴重なものばかりです。

何より丁寧にきれいにいつでもすぐに使用できる状態で保管されています。
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これを見ていると、ため息をつくだけで言葉がでてきません・・・icon06

2008年8月26日

輪島の土蔵修復工事~完成現場~

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昨年3月の輪島の地震から約1年5ヶ月。
現在、何カ所か土蔵修復工事活動を進めていますが、
早くもすでに完成し、見事に復活した現場を紹介しますicon22

大工邸というお宅で、「(有)蔦屋漆器店」を営んでいます。
外観はこんな感じです。
(外から見るとあまり目立たないんですが。。。)
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漆を扱う仕事は、温湿度が一定であることが品質の良い漆器を作るのに
必要となりますので、土蔵の中が最適のようですicon35

中は仕事場の他にとても素敵icon22なギャラリーもあります。
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漆器と左官壁がとても相性がよく、
左官壁のバックの背景が、漆器をとても上品に引き立たせてくれますicon01
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また、いろんな種類の左官の壁を仕上げてありますicon11
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大津磨き」の壁です。花とも似合いますねicon01
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切り返し仕上」の壁です。
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「漆喰磨き」です。

その他、「糊土仕上げ」、「イタリア磨き」、「(本物の)聚楽壁」なども
見事なまでに丁寧に仕上げてあります。

このギャラリーの中で、素敵なご夫婦が出してくれるおいしい珈琲を頂きながら、
美しい空間の中の美しい漆器には惚れ惚れ。。。

こんなにもボランティアの力でスゴイものが出来るのかと驚きましたicon20
一度輪島に行く機会がありましたら、ぜひここを訪れてみてくださいねicon22
2008年8月25日

土蔵の木舞

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輪島の土蔵修復活動」では、
遊休化していた(取り壊される運命にあった)地震の被害にあった
土蔵の一つをを所有者から定期借用して修復し、
パブリックスーペースとして活用するという活動も行われていますicon01

今回は、「木舞掻き(こまいかき)」を行いました。

施工の様子を順を追って紹介します。

1.まずは、竹の加工です
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2.竹をはめ込む位置に、墨出し後、ドリルで穴をあけます。
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3.横の割り竹をその穴にはめ込みます。
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4.丸竹を縦に等間隔でワラ縄で縛って行きます。
住宅の木舞では縦横共に割り竹にしますが、
土蔵では柱が太く土の厚みがとれるため丸竹を使用します。
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5.そして、竹の縦横交差する部分を全て縛ってきます。
縛り方は強度が出るように、一つ一つ特殊な縛り方をしています
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2008年8月23日

樽巻の注意点

昨日の続きです。。。
土蔵の「樽巻き」作業というのは、
左官屋でも施工する機会が大変少ないため、
記録に残すという意味も含めて、
ポイント、注意事項をまとめておきます。




・水をたっぷりとかける。
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・「砂ごすり(荒壁+砂)」をする前にしっかりと湿っているか確認。
・「砂ごすり」作業は、こすりという名前が付くように、塗るのではなく
小さい鏝でこすりつける。

・縦縄の太さは今回は2寸五分
・縦縄のピッチは75㎜
・縦縄を垂直にピンと張って竹釘を止める。

・竹釘は、皮を横にして、少し斜め上の角度で打つ。
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2008年8月22日

輪島の土蔵修復活動

昨年3月に能登半島沖で地震があったあと、
輪島で土蔵の修復活動が行われています。
https://wajimareno.exblog.jp/

修復は1年以上経過し、
今回は「樽巻き(たるまき)」という一工程の作業を行いました。
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輪島に集まったボランティアは50人以上icon08
そのうち左官職人が30人以上も全国から集まりましたicon20
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まず、「砂と荒壁を混ぜ合わせた材料」をしごきます。
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次に追っかけで「荒壁土」を塗ります。
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その後、縦方向に縄を垂らして、竹釘で止めます。
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その後、再度「荒壁土」で伏せ込みます。
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けがきをして完成です。

このあと乾燥後、横方向に縄を巻く「樽巻き作業」を行うそうです。

2008年8月2日

輪島の土蔵の修復支援活動

昨年、3月の能登半島地震があり、
輪島では土蔵の修復支援活動が行われております。



https://wajimareno.exblog.jp/

私も去年、今年と何度か足を運び、
全国から集まった学生や左官職人、
社会人と一緒に作業させていただきました。
そこからは、左官のことだけではなく、
人との交流やふれあいで生まれる、
とてもよい何かをもらって帰ってくることができました。

今までボランティアというものには積極的に参加していませんでしたが、
お金では買えない何かにはまりそうです・・・icon01

そんなわけで、今後のワークショップもたくさんあります。

8月9日(土)~12日(火)納屋の解体、廃材運搬、ワラスサづくり、竹釘づくり
8月16日(土)~18日(月)ワラスサづくり、竹釘づくり
8月22日(金)~24日(日)大崎邸土蔵縦樽巻き
8月23日(土)~31日(日)天野邸竹小舞かき

左官、ボランティアに興味のある方、参加してみてください。
本当に良い経験ができますよicon02
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2008年7月21日

紋様こて

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7月19,20日の2日間、浜松総合産業展示館で、
WAZAフェスタ2008inはままつ」が開催されました。
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左官業組合では、「紋様こて」というイベントを行いました。
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型紙です
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カラフルな色の左官材料を使用します
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型紙の上から好きな色を塗りつけます。
とめさらい鏝」という左官職人が使う本格的な鏝を使用します。
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型紙を外すと・・・こんな感じで仕上がりますicon22
2008年7月13日

ちり箒と墨つぼの講習会

本日「ちり箒(ちりぼうき)と墨つぼの講習会」に参加してきました。

ちり箒」とは、壁を塗った後、柱などに付いた材料を拭き取るもの。
墨つぼ」とは、墨を付けて引き延ばした糸を指ではじいて、
直線の目印となるラインを出す道具です。

ちり箒」や「墨つぼ」は左官の鏝以外の
大事な道具の一つですが、
今ではほとんどが市販のものを使用するようになってしまいました。

しかし、使いやすさや機能を考えて塗る材料や用途に応じて使い分けていくのが
正しい考え方かも知れません。

左官の親方を選ぶとき「ちり箒を見てから選べ!」というくらい
と言うぐらいちり箒を見るだけで
その職人の仕事ぶりや丁寧さこだわりや能力が分かることが多いそうです。


さて、今回は「シュロ」を材料に製作しました。
ススキ」や「トウ」「チガヤ」で作ることもあるそうです。
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指導は「榎本新吉」さんです。
情熱的で、技術も無駄がなくさすがに上手です。
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製作風景です
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私の作ったものです。・・・30点です(>_<)
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講師のちり箒です。粋な感じがします。
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次に「墨つぼ」です。
このような角材から作っていきます。
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この墨つぼだと、作業中、鴨居の上にもポンと置けて便利だそうです。
それにしても粋ですね。
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時間内に終了しませんでしたので、
出来上がったら報告することにします。。。
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2008年6月15日

「奥田信雄の京壁」講習会~その後~

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これは、水捏ね仕上げ(みずごねしあげ)です。
・・・驚きました!(写真では上手く写らないのが残念なのですが)
水が引いて乾燥したあと、砂の立体感と、均等に広がったワラスサと、
そして土のわずかなひび割れ具合とその色が、
なんとも柔らかくて、自然そのものというよりも、
自然の美しさを上手に利用させていただいたというか・・・。
田舎の田園風景のように、人の手が入りながらも
自然と共存している美しさというか・・・。

」「ワラスサ」「」のたった3種類の自然素材を「」と「人の技術」を利用することで、ここまで美しい表情を出すことができるんだと驚愕してしまいました。。。
左官の仕上げの中で最も難しい仕上げの一つだということですが、
この技法はぜひ継承していってほしいものです。
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これは、「投げスサ引摺り(なげすさひきづり)仕上げ」です。
投げスサがどのような表情になるのだろうかと考えていましたが、
優しくほわっと浮き出ていますicon12
これも素敵ですicon01




・・・やっぱりスゴイです。左官の技術と壁の美しさは。
こんな感動を与えられる壁を
ぜひいつか一般の住宅の和室の床の間に塗ってみたいものです。。。

2008年6月3日

第43回日左連青年部定期総会静岡県大会

昨日、「第43回 日左連青年部定期総会静岡大会」が
静岡市で開催されました。
 ちなみに「日左連(にっされん)」とは、
 「(社)日本左官業組合連合会」の略ですicon22
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全国総会を静岡で開催するのは20年ぶりとかicon08
県外から大勢の青年左官職人の方々にお越し頂きました。(総勢245名)

メーカーのブースもたくさん出展していただきました。
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総会後の記念講演会では、
昨年沼津で開催された技能五輪世界大会の左官の部で銀メダルを獲得した
「堀 美幸」さんが講演されました。
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代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

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