HOME >ブログ >本・雑誌

本・雑誌

2008年10月7日

「月刊さかん」10月号

現在、唯一の左官の月刊誌「月刊さかん」10月号が発売されました。
01418
今月の特集は、

「鏝は語る」江戸から現代まで

です。
京都の左官職人「奥田信雄」さんが自身で所有されている
様々な貴重な鏝の紹介があります。
また時代を追って、鏝のメーカーや種類など分かりやすく解説があります。
左官職人には必見の内容になっています。




・・・ところで、鏝の種類ってどんな種類があるのかは、
左官職人以外はあまり知られていません。
というよりも、分かりづらいのかもしれません。
(未だに私も分からないところがたくさんあります。。。)

明日から、少し鏝のコトについて書いていきたいと思いますicon01

2008年10月4日

のたうつ者<挟土秀平>

01420
新刊の紹介です。
現在最も著名な左官職人の一人で、「挟土秀平」さんが執筆された本です。

のたうつ者」 著書:挟土秀平 発行所:毎日新聞社 2008年9月30日発行
 
のたうつ」とは、辞書で調べると、「もがき苦しむ。苦痛に転げ回るという意味」です。
挟土さんの生い立ち、左官や土の考え、出会った人々、そして現在に至るまでの半生を
自伝的にまとめた内容になっています。
今の輝かしい脚光を浴びるまでの20代、30代のすさまじく「のたうつ」人生が
とてもストレートかつ素直に書かれており、圧巻です!
「土」と真剣に対面しながら、自らのインスピレーションを高め、
結果的に後を振り返らずに前を向き続けている姿勢が
今の彼の業績になっているのかもしれません。

左官職人が本を執筆するというのは大変なこと、かつ貴重だと思います。
大変興味深く、読みやすい本ですので、
ぜひ書店で手を伸ばしてみてはいかがですか??
2008年8月30日

「月刊さかん」9月号

「月刊さかん」9月号が発売されました。
01421
02332
特集は「鏝から見えてくるもの」で、
京都の左官職人「奥田信雄」さんと、
建築史家(左官研究家?)「西山マルセーロ」さんの座談会。
とても興味深い内容になっていますicon01

そして、「鏝史序章」<西山マルセーロ>という
鏝の歴史と、3地域別に鏝大きや角度、重心のずれなどを測定した結果が
掲載されています。
分かりにくい鏝のを科学的に数値化したこのデータには圧巻ですicon08




鏝は「大きさ」、「厚さ」、「角度」などの他にも、焼き方も材質も様々で、
「固さ」、「粘さ」、「塗りやすさ」、「適している材料」などすべて違います。

おそらく全てを把握している職人さんはほんの一握りかも知れません。
(ちなみに私もあまり分かっていません・・・。)

最近、ホームセンターでも安価な鏝を一般用(DIY用)に販売していますが、
それでさえ説明がほとんどないので、何の鏝をどの場面で使用したらよいか
分からないと思います。

それぞれの鏝にどんな特徴があるのか、
現代版も含めてデータベース化したいものです。。。

「月刊さかん9月号」から話がそれてしまいまいた・・icon07

2008年8月13日

2008年度版 左官総覧

2008年度版 左官総覧
           <工文社,平成20年6月27日発行,7350円(税込)>
という本が発売されました。

01422
この本の内容は、
------------------------------------------------------------
・左官業界の近況情報
・市販左官商品一覧
   ・内外壁用仕上塗材
   ・下地調整剤・モルタル混和剤
   ・塗り床材
   ・左官用定木

・左官関連企業(製造、販・工)・団体要覧

------------------------------------------------------------
などが網羅してあることから、材料やメーカー、団体などが
一覧できるとても分かりやすい本です。

また、今年度は特集で、『伝統の左官技術』と題して、
漆喰や大津、蛇腹などの詳細もあります。

「左官職人がいなくなった(少なくなった)・・・」
「昔ながらの左官の仕事をやってくれるところがない・・・」


などと、たまに工務店さんや設計屋さんなどの声を聞きますが、
この本を読むと、
日本の左官の業界の大きさと深さ、熱意を知ることが出来る
そんな本なように思いますicon06
2008年7月29日

月刊「さかん」8月号

今月も発売されました月刊「さかん」8月号
01423
特集では、「左官技術の明日を考える~左官技術の継承から創造へ~
と題して、数ヶ月前に開催した講習会やワークショップ中心の
記載になっています。

02333
今、左官技術が継承されていない事実と危機感の中、
普段は話もできないような雲の上のような存在の親方達が集まり、
雑誌やインターネットで若手を集めてこれらの講習会を行っているのです!
そして、いままで閉鎖的で秘密だった技術や配合を
惜しみなく教えてくれているのですicon08

左官の明るい将来が少しだけ垣間見える、
そんな一冊です。。。icon11

2008年7月10日

鏝なみはいけん

01426
鏝なみはいけん
<渡部孝幸著,発行所:(有)ワンライン,発行:2008年1月31日>
という本を入手しました。


島根県にある「鏝絵(こてえ)」を300点以上も調査して纏めたものですが、
とても内容が充実しており、すばらしい作品が掲載されています。
02335
03235
これらの鏝絵を作成したのは、「石州左官(せきしゅうさかん)」と呼ばれた
左官職人たちの手によるものだそうです。

石州」とは現在でいう「島根県太田市」を中心とした石見地方を指します。
(昨年、世界遺産登録された「石見銀山」のあたりです。)
そして、その地方の左官職人を「石州左官」と呼ぶそうです。

石州左官」は明治期に石見銀山が下火となったのを機に、
東京、大阪、九州、朝鮮、満州などに仕事を求めて出かけていき
活躍したのがきっかけで、
東京では、国会議事堂、明治生命館などの丸の内の界隈、
昭和に入っても、霞ヶ関ビル、世界貿易センタービル、サンシャイン60なども
手掛けているそうです。

その彼らが、地元で仕事をしたときに、
いい仕事をさせてもらった施主への感謝、
また、その地域への恩返し、
ということでこの鏝絵を残しました。
明治から昭和30年くらいまでの作品が多いそうです。

また、この調査を行う段階で「まちなみ探偵団」を発足し、
貴重な鏝絵の保存にも一役を担ったということは、
とてもよいことだと思います。

2008年7月1日

「月刊さかん」7月号

01427
特集では
左官技術の継承を考える
若い左官のためのデザイン教育
ついてです。

本当にいいことが多く書かれています<(_ _)>

2008年6月23日

左官施工法

01428
左官施工法」<平成20年3月29日,(社)日本左官業組合連合会,3,500円>
という左官屋さん専門の本が出来ました。

初版は平成元年ですが、平成5年、平成9年に改訂に次ぐ改訂になります。

内容は、分かりにくい「左官」の道具や材料、施工方法などを一冊に分かりやすくまとめた本です。
おそらく書店では販売していないと思いますが、
左官屋さんだけでなく、建設業に携わっている方にもオススメの一冊のような気がします。

2008年5月29日

月刊「さかん」6月号

今月も発売されましたicon22

月刊「さかん」6月号
01429
内容は、特集として、
漆喰の文化を語る
  座談会の話ですが、
  漆喰や左官の可能性、将来性について様々な角度から語られています。

土蔵仕上に用いる土漆喰中塗り材について
  土蔵の仕上げに使用する「漆喰」とその下地の「中塗土」が
  永年経過後剥離して、  漆喰が落ちているところを見かけますが、
  その原因を中塗土に視点をおいて研究した内容について述べられています。


  どちらもとても興味深い内容ですicon01

その他、漆喰に混ぜる糊のことや、
挟土秀平さんの連載コラムなどなど掲載されています。。。
2008年4月28日

月刊さかん5月号

01430
先月の創刊号に続き、第2号が発刊されました。

「月刊さかん」5月号 ((株)コーパス,平成20年4月25日発行,735円)です。


BLOG CATEGORY

  • 学校の授業やイベントで! 光る泥団子
  • マットスプレ-/マットスタンプ
  • 左官仕事イロイロ ハマニの施工実績
  • 地元浜松の材料を使ったオリジナル外壁仕上 天竜壁
  • 体にやさしい伝統的な塗り壁 珪藻土・漆喰
  • 家族で参加OK!プロの技を体験! 塗り壁体験会

受賞歴

まい(米)かまど

株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

ハマニのリフォーム部門有資格者のスタッフが、安心いただけるプランを提案。 些細な修繕から本格的なリフォームまで、お気軽に御相談ください。

浜松のエクステリア・外構経験豊富な専任スタッフが、お客様の条件にあったアドバイス。 快適なエクステリアづくりを提案いたします。

常務BLOG ハマニの802だより「左官」という経験とカンに左右されるこのシゴト。 とても難しくて分かりにくいと言われる世界だけど、すごく奥が深くておもしろい! 左官に対する熱い想いを語る社長のブログです。

ページトップへ