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左官【外部】

2007年9月3日

左官技能士検定 学科試験

昨日、左官技能検定の学科試験がありました。
普段職人さんが本を読んだりして勉強することは少ないので、実地試験よりもかなり頭を悩まします・・・。

この試験は90分で50問出題されます。
試験内容はモルタルやセメントの他にも土壁,小舞、リシン,ドロマイトプラスターなどの問題があります。
また、左官以外にも建築基準法や労働安全衛生、木造工法,レンガブロックについても出題されます。

試験後にはその問題をくれるので、その中の一級の問題を少し紹介!
LET'S TRY!!

問題1:建築基準関係法令によれば、階段に代わる傾斜路の勾配は、1/6を超えないことと規定されている。〇 or ✕

問題2:ポルトランドセメントの主原料はイロハニの中のどれ?
イ:「みかげ石」と「粘土」
ロ:「石灰石」と「粘土」
ハ:「アルミナ」と「石灰石」
ニ:「火山灰」と「粘土」

問題3:真壁の塗り作業の施工順序を適切に並べよ。
A:ちり塗り
B:荒壁
C:ぬきぶせ
D:中塗り
E:墨打ち
F:仕上げ
G:こまい下地
H:裏返し
I:むら直し

どうですか?意外と難しいでしょ!?
全問正解の方には先着1名様にもれなく泥だんごをプレゼント!!

2007年8月31日

アンシュタインの眼

左官のTV番組の案内です。

icon23アインシュタインの眼「土壁は生きている~伝統建築を支える秘密~」
9月4日(火)午後10:00~10:45 BShi

日本の風土が育んだ伝統工法“土壁”。
夏は涼しく冬は暖かく、部屋の湿度を一定に保ち、耐火性に優れているという優れもの。
土壁に隠された“驚異の世界”を探る。

このアインシュタインの眼という番組は、最新の高性能カメラを駆使して、身近にある「モノ」や「できごと」の世界を多角的に撮影し、「現代のブラックボックス」を探検するというものだそうです。

出演(コメンテーター?)は左官職人代表で、京都の佐藤ひろゆきさんと聞いています。
経験と勘がたよりの左官を科学的に検証する、今までの左官番組にはない貴重な番組になるのではと密かに期待しています。。。

(BShiが見れない人は・・・icon07


2007年8月31日

第1回光る泥だんご大会表彰式

以前ブログでも紹介した、光る泥だんご大会の続きです。その表彰式が、8/19常滑の土・どろんこ館で行われました(私は輪島の土蔵修復活動に行っていたため不参加でした。)

その様子と入賞した泥だんごがここで紹介されています。そして、なんと初めて作ったという私の妻と娘がつくった泥だんごも賞を頂いてしまいました!(No.2)

なんかくやしい・・・。

それにしても、その他入賞した泥だんご、どれもこれも見事です。
最優秀賞のは荒々しいテクスチャーとブルー&イエローの配色とバランスが素敵です。小学1年生が作ったなんて信じられないです。また、個人的にはNo.62が好きです。所々にある黒い斑点の出し方が実は難しいんですが、計算されてのものなんでしょうか?

No.76のスイカっぽいのもいいですね。
アイデア次第でとても魅力的な泥だんごが出来るということを改めて知りました。

・・・そして数日後、INAXから泥だんごをケース付きで表彰状と共に郵送されてきました。

ケースに入った泥だんご、なんとなく高級感が出ますね。とてもよい記念になります。
INAXさんありがとうございましたm(_ _)m

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時期は未定ですが、どうやら第2回もあるらしいですよ~。

2007年8月30日

サバ土

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サバ土は、外構や造園工事などで埋土としてよく使用しているのでメジャーな土です。

感じとしては、風化した白い砂利の混じった粘性のある土です。左官では三和土(たたき)の材料としても多く使用されていたようです。ですが、このサバ土はどうやら遠州三河地方の呼び名のようです。

西日本では真土(まさ又はまさど)、京都では深草砂利(ふかくさじゃり)と呼ぶんだそうです。もちろんそれぞれ土の性質は異なるのでしょうが、サバ土が全国共通でなかったのがショック!!

<参考文献>「左官礼賛」 小林澄夫 石風社

2007年8月27日

珪藻土の泥だんご

市販の珪藻土建材は光るのか?と思い、
早速作ってみました。

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エコクイーン<日本ケイソウド建材>
NSR-6 石灰系珪藻土


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リターナブルパウダー<サメジマコーポレーション>RP-1 粘土系珪藻土

結果
・石灰クリームほどではありませんが、少し光りました。
・市販の珪藻土は骨材が入っているため、磨くときにそれが潰れて模様になりました。
・のりが入っていませんので、水引が早くドライアウトっぽくなったところは白く模様になりました。
・どちらかというと粘土系より石灰系の珪藻土の方が光りました。
・市販の珪藻土でもおだやかな素敵な色具合になりました。


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石灰クリーム泥だんご(真ん中)と3ショット

2007年8月23日

左官教室

残念なお知らせです。

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左官の唯一の月刊誌で「左官教室」という本が9月で休刊されることになったようです。51年間(615号)も続いたということなのに非常に残念です。

コンフォルトやチルチンびとが一般向けなのに対し、この左官教室は実務的な左官屋向けの雑誌です。ですが、とても内容的にどこか心があって暖かい雑誌でした。

また、この編集長で40年以上も続けられた「小林澄夫」さんという方がいるのですが、実は私の地元、浜松市浜北区出身の方なんです。(中瀬小学校→浜北北部中学校→浜名高校→明治大学)

・・・とにかく残念です。

2007年8月22日

輪島の土蔵修復活動


輪島の土蔵修復活動に先週の土日に行ってきましたので簡単にレポートします。

ブログはこちらからどうぞ
    ↓↓↓↓↓

最初に輪島の地震の被災地としての印象は、壊れた建物はすでにほとんどが取り壊されているような状態で、一見落ち着いているような感じがしました。

私が訪れたときの参加者は、全国から集まった有名な左官職人の他、建築士会,大学生,地元の建築関係,ボランティア団体など40人くらいでした。

作業内容は「土蔵の解体作業」「日干しレンガ造り」「木舞掻き」の3種類があり、私は最初の2つを作業しました。
宿泊は事務局がある「あての家」というモデルルーム(県から借りているらしい)に無償で宿泊できます。

普段は昼食や休憩時間の飲み物などは差し入れしてくれます。近隣の方々がときたま顔を出したりして、あたたかい目で応援してくれている感じがしました。私が取り壊しを手伝った土蔵は江戸後期から明治初期に建造されたもので、とても仕上がりの良いものだそうです。

どっかんどっかん大ハンマーやバールなどで荒壁を落としたのですが、思ったよりも竹と縄が土に絡んでいて、土蔵の壁が強いということも肌で感じました。これを骨組み状態にして3年~5年ほどかけて再生するそうです。

再生する土蔵が何棟あるか聞きそびれてしまいましたが、取り壊したものだけで10棟ほどあるとか・・・。

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↑荒壁を落とした状態

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↑日干しレンガの作業状況

タイミングよく24時間TVにも8/19の昼に全国放送されたとか。。。
私は写りませんでしたが(^^)、
マスコミなどにも積極的にアピールしているんですね。

まだまだ、ボランティアの数が足りないようですので、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがですか?

<参考>
浜松から輪島までの距離は460㎞
高速道路料金はETC深夜割引を使って片道5,000円

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2007年8月22日

挟土秀平の講習会

講習会お知らせです。

主催:富沢建材株式会社
協賛:東京都左官職組合連合会 青年部 平成会
日時:平成23年10月2日(日)9:30~16:00雨天決行
テーマ:「次世代左官への提案」
講師:久住有生氏

左官の興味ある方にはとてもよい講習会だと思います。
挟土秀平さんの技術、土壁の良さをじかに見てみたい方はお勧めですよ。

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2007年8月10日

今日の泥だんご

1日のシゴトを終えて、5日ぶりに光る泥だんごを作ってみました。

できたてほやほやです。1色だけなのに模様が出来ました。下地の状態がよくなかったのでしょうか?
でも、これはこれで綺麗です。
本当の壁だったら、ムラばっかりかも…⁉

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2007年8月8日

お蔵の修復2

7/13に紹介したお蔵の修復ですが、現在順調に進んでいます。

外壁の漆喰を全部剥がした状態です。
羊の毛をバリカンで刈ったみたい!?思ったよりも中塗り土の状態が良かったので安心しました。

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その次に、水切りの欠けたところを修復します。竹を割ってくしをつくったり、並べて編んだりします。

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そして、水切りの下端に定規を交います。

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特に詳細の図面などはないのですが、職人さんの頭の中にあるものを経験とカンにもとづきながら、自然の材料を組み合わせて作っていく技術がとてもすばらしいです。

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まい(米)かまど

しっくいまるわかり大辞典

株式会社ハマニ代表取締役 河合滋

代表取締役社長 河合 滋

弊社は約30人の左官職人による職人集団です。

高年齢化に伴い左官職人の減少が急加速していく昨今ですが、ハマニは伝統技術の継承や若い職人の育成、マナー教育、左官の啓蒙活動に力をいれており、これからもさらに飛躍し続ける会社を目指します。

ハマニのリフォーム部門有資格者のスタッフが、安心いただけるプランを提案。 些細な修繕から本格的なリフォームまで、お気軽に御相談ください。

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